きみを嫌いな奴はクズだよ

高身長低姿勢のかしこまり王子ナガヨシです。

(あ、この人の頭の中を覗いてみたい。)と感じる経験ってありませんか?

僕が挙げる一人は木下龍也さん。現代歌人で僕が短歌に興味を持つきっかけとなった人だ。

写真は木下龍也さんの歌集 「きみを嫌いな奴はクズだよ」

短歌って俳句のように季語は必要とせず、5・7・5・7・7という31文字で作られる。

31文字と聞くと、不自由だったり縛りを感じるものだけど、この方の短歌を見たときはとても心が躍った感覚を覚えている。

彼と出会った短歌を紹介したい。

【鮭の死を 米で包んで またさらに 海苔で包んだ あれが食べたい】

おにぎりって言えよ!!と思いながらも、こんな表現しちゃうんだ!とか、この人はどういう目線で物を見ているんだろう?と一気に取り込まれてしまった。たったの31文字しかない中で、ここまで自由に表現できる世界、生き生きとした言葉。良い意味でショッキングだったのだ。衝撃的。

思えば、自分が面白いと感じる人って、語彙力が豊かな人だ。自分にない表現や言葉、言い回しについつい惹かれてしまう。その人の世界観が垣間見える感じがして、色気や嫉妬すら覚えてしまう時がある。

逆に言えば、自分だけの世界観というものを僕は求めているのだろう。誰にもない個性。そこにコンプレックスと憧れとが入り混じっている。

最後に木下龍也さんの歌の中で一番好きなものを載せたい。

【立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ】

かっちょいぃぃぃぃ。惚れてまうやつだ。抱かれたい。

こんなセリフをスラッと囁ける男でありたいものだ。

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