明石真理子ヒストリー

 

NCGzeroとの出会い

きっかけは、大学の同級生だった里屋(zeroメンバー)さんからNCGが主催する対話のプログラムに誘われたことでした。
当時は地元の女子大を卒業して就職し、総務や事務の仕事をしていました。
最初は仕事に付いて行くのに必死でしたがその中で「失敗してはいけない」、「すべての人にとって良い人でなくてはならない」というプレッシャーから人と会話するのが苦しくなっていき、いつしか誰とも話せなくなってしまいました。
「どうにかしたい!」とは思っていてもプライドが高いところや八方美人であることを知られたくなくて誰にも相談できずにいたところを親友の里屋さんにタイミングよく声をかけられて、NCGの対話のプログラムに参加を決めました。(彼女も当時人間関係で疲弊している姿を見ていたので、彼女の言葉はスッと自分に入っていったのです)
そしてその一週間後、zeroのファッションイベントであるファッションブランチ会Special(2015年7月20日))に参加したのがzeroとの出会いでした。

4歳の時にいじめられた経験

ずっと人が怖くて、男性とも女性もうまく話せませんでした。
目を見ることができない、そもそも何を話して良いかも分からない、話したとしても何を話したかを覚えていない…人と一緒にいる時間がとても苦痛でした。
しかしその理由はNCGに行くようになって分かってきました。

私が幼稚園の時、同じ幼稚園の女の子から「ブタ!ブス!」と悪口を言われていました。彼女は先生に隠れて悪口を言うし、先生の前だととても良い子のふりをするのです。当時はなぜそんなことをするのか全く分からず、人は二面性があるものなのだと感じました。根本的な人への不信がこの時にできたと思います。

痴漢被害

人への不信や話すことが苦手ながらも友人もいて比較的楽しく過ごしていたと思います。しかし、ある衝撃的な出来事が高校生の時に自分に起こり、人への不信が大きくなりました。
ある出来事とは痴漢被害にあったことです。

「痴漢にあったなんて恥ずかしい。こんなことになったのは自分に隙があったからなんだ。情けない、こんなこと誰にも話せない。」
もともとあった人の二面性に対する怖さが大きくなり、それまで仲の良かった人たちとも話せなくなり内にこもるようになりました。
痴漢にあったという事実を消してしまいたくて、その数日後には本当に記憶から消していました。

それから10年後、NCGと関わる内に突然そのことを思い出して、「だから自分は人が怖かったのか!」と分かり、地に足がついたような安心感がありました。
本当は良い人もいるって分かっているのになぜ毛嫌いするのかの理由が分かりました。本当は男性とも仲良くしたいし、友達にもなりたい自分に気づきました。

zero入り

2016年にzeroのビックイベント「zero collection2016」が開催されました。前年のファッションブランチ会Specialは私が初めて参加したイベントでした。
それから1年後、私はオープニングショーでカットモデルとランウェイのトップバッターをすることになり、併せて衣装チームのお手伝いをすることになりました。
私の手伝う衣装チームのリーダーは「末っ子ジャンヌダルクふみ」こと木塚ふみさんでした。
彼女はzeroに入ったばかりでしたが衣装チームのリーダーに加えて、朝ごはん会の運営もやっていて、側から見ても忙しい生活をしていました。
「仕事もあるのになぜこんなにやれるんだろう?私にはこんなに一生懸命活動することができない。」と思う反面、彼女を含めたzeroメンバーが輝いていて羨ましく思いました。
そしてzero collection当日、私は関原さんの手によって全く違う自分になっていました。
100人以上が見守る中で髪を切られ、メイクをされ、ランウェイを歩くなんて以前の自分には考えられませんでした。
メイクされ、ランウェイを歩いている瞬間に私は今までに感じたことのない快感を覚えていました。一歩ランウェイを進むたびに自分が素直になって、ずっと抑えてきた「自分」が顔を出すようでした。
歩き終わってからイベントの休憩時間に、たくさんの人から声をかけてもらいました。「綺麗、かわいい、私もやってほしい!」自分は人に影響を与えれるような人間じゃないと思っていました。
でも、本当はそんなことなかったんだって思って、泣きたくなるほど嬉しかったです。

zero collectionが終わり日常に戻りました。当時の私は普通のOLで、事務仕事に追われていました。
表向きははバリバリと仕事をこなしながらも、zero collectionで人と一緒に感動を作り上げる喜びを知ってしまってからはどこか自分に穴が空いたようで、心はあの時の喜びを必死に探していました。
私もみんなと活動したい!それから数日後、zeroに入ることを決めました。

zeroに入って変わったこと

zeroのイベントに出会う前は大人は仕事をしてお金の為に生きると思っていました。 家族がいる人は家族を養うため、独身の人は自分の人生の為に生きる。大人は充実なんて存在しないつまらない日々を送って、暇をつぶすために趣味を作り、自分は寂しくなんかないぞってSNSに”リア充”アピールをする。イベントなんてリア充がやるものだと思っていたんですよね。 実際zeroのイベントに行ってみてからも最初はその気持ちがありました。 でも皆といろんな話をして、彼らも私と同じ人間なんだなって気づきました。 今まで人と未来や人生の話をすると、楽してお金をたくさん稼いでたくさん遊んで楽しく暮らしたいんだーみたいな話や、自分の成功体験などの自慢話や、愚痴しかなかったのですが、zeroメンバーは違ったんです。どんな人間になりたいか、今一番欲しい結果は何か、自分の人生をどう作るか・・・その中で自分を鍛えたり挑戦する人生に変わっていくと毎日生きるのが楽しくなりました。 良いことだけではなく、今まで自分が見たくなかった子供っぽさやコミュニケーションの問題、人と居るのが苦手、チームを作れない・・・などの問題もたくさん噴出して、もう嫌だー!って思うこともあります。 でもそれは自分が今まで越えてきていなかったことで、それがでてきた「今」が越えるタイミングなんだと思うとその環境にいることが嬉しくもありますね。 もっとやりたいことが出てきて、充実した未来を作りたい。今はまだ知らない人とも友達になって、いろんな可能性を広げたいと思うようになりました。

今後の目標

元々、人の評価を一番に考えていました。
正社員になって、一生懸命仕事して、結婚して子供ができて、子育てして、老後は貯金と年金でのんびり生活する…それが誰からもOKがでる幸せな人生だと思っていました。その中に「話し合っていく」なんて存在していませんでした。
私は朝バナや朝ごはん会を運営する中で、「人と話す」ことが本当に楽しいことに気付きました。人と話すことで自分のやりたいことを見つけて、実現していくことができる。
一人でできないことも仲間がいたら会話で作っていけることを実感しているからこそ、私のように諦めている人たちにそのことを伝えていきたいし、一緒に何かを作っていきたいです。
仕事についても自分が『コレだ』って胸を張って言えるようにしたいですね。
ずっと周りの人に助けてもらって経験させてもらっているので、いつか自分もそれを伝える側になりたい。育ててもらった分、人を育てていくような人間になりたいです。

 

ニックネームのわけ

愛人キャラとついた訳は、以前の私の見た目にあります。

長い黒髪に幸の薄そうな雰囲気が世の中の「愛人」のイメージと重なりました。ところがそんな見た目に反して内面は幼稚園児並みのこどもです。
「だって◯◯やもん!」というのが口癖だったようで(本人は全く気付いていなかったのですが笑)「だもん」が付けられることとなりました。
「マリコ様」は某元アイドルの曲のタイトルからですね。