坂田利夫の生い立ち、結婚、家族、交友関係!人気ギャグはあ〜りが〜とさ〜ん!

未分類

老衰のため、2023年末に82歳で死去された吉本興業所属のタレント、坂田利夫さん(通称・アホの坂田)。本記事では吉本新喜劇、テレビ、CMなどで幅広く親しまれた坂田利夫さんの生い立ち、生前の結婚歴、家族、交友関係などについてまとめてみました。

生い立ち

幼少期〜吉本興業入社まで

本名、地神利夫(じがみとしお)1941年10月7日、大阪市生まれの大阪育ち。坂田利夫さんは子供の頃から人を笑わせる事が大好きだったようです。まさにお笑いをやるために生まれて来たような人だったのかもしれませんね。高校卒業後にネジ工場やガス会社を転々とした後、吉本新喜劇の座員募集に応募して倍率100倍の狭き門をクリアし、晴れてタレントへの道を歩むようになったようです。当初はオーディション不合格だったそうですが、花菱アチャコさんの「この子は何か持ってるから落とさんといたれ」という一言が運命を分けたそうです。

「アホの坂田」芸人としての歩み

若手の頃から西川きよし・ヘレン夫妻と仲が良く、西川家に居候していたそうです。西川夫妻のの長男の忠志さん誕生の際には、仕事で立ち会えなかった西川きよしさんの代わりに坂田利夫さんが父親代わりとして立ち会ったそうです。家族といっても差し支えないほどの絆が伺えますね。1967年、前田五郎と漫才コンビコメディNo.1を結成。これは先輩芸人の西川きよしさんの勧めであったようです。コメディーNo.1では「なんば花月」をメインに活躍。1970年、第5回上方お笑い大賞新人賞を受賞。1971年には第1回NHK上方漫才コンテスト優秀話術賞受賞、1972年には第1回上方お笑い大賞受賞。お笑い芸人として輝かしいキャリアを歩まれていたのですね。

コメディーNo.1の漫才そのものの評価もさる事ながら、芸人・坂田利夫のあり方を決定づけたのは漫才の舞台で前田五郎さんの「アホか!?」というツッコミに「うん、アホや!」と返した伝説の掛け合いです。これが「アホの坂田」という強烈かつ唯一無二のキャラを爆誕させました!

なにわのモーツァルトと呼ばれた?キダ・タローさん作曲の「アホの坂田のテーマ」も大ヒット!大阪府教育委員会から「坂田姓の子供がいじめられる」とのクレームが寄せられ、レコードが廃盤に追い込まれるほどの騒ぎになったこともあったそうです。

1979年、第14回上方漫才大賞受賞。2009年、コメディーNo.1解散。2016年には第51回大阪市市民表彰(文化功労)を受賞。2023年年末、老衰のため、死去。代表的なギャグは「ありが~とさ~ん」や「あんたバカね、オホホ~」など。「アホ、アホ、アホの坂田♪」で始まる「アホの坂田」など。今目線で見るとどこか懐かしさを感じさせるギャグのオンパレードで、昭和を代表する偉大なお笑い芸人の一人であったことは間違い無いですね!

坂田利夫さんは結婚歴も無く、生涯独身

坂田利夫さんは、吉本興業の独身芸人グループの名誉会長として「結婚できないのではなく、しないのだ。子どもができたら“アホの坂田の子”と指をさされるのが心配だから」と言い続けていたそうです。

坂田利夫
坂田利夫

やっぱり結婚せなあかん。この世に生を受けた限り、嫁さんを見つける。今でも結婚願望はありますよ。毎年言ってますけど。

結婚するなら僕がほれた人でないと。世間体を考えて結婚するのは嫌なんです。相手に幸せになってもらわな僕も幸せになれんからね。

(ナイナイ岡村さんの結婚の際に)岡村、ワシより先に結婚するなんて約束が違うやないか。でも岡村と結婚してくれる嫁はんやから、ええ人やと思うわ。これからも夫婦仲よくしてください。ワシはまだ結婚諦めてへんからな!

ただ、頻繁に結婚について口にし、73歳の時のインタビューでも結婚願望はあると語っていますので、内心は複雑な気持ちを抱えていたのかもしれませんね。

坂田利夫さんの交友関係は?

前項で触れたように坂田利夫さんは生涯独身家族はいませんでしたが、お茶の間の人々はもちろん、芸人仲間や後輩芸人にも愛されていたので、家族同然の仲間はたくさんいたようですね。こちらでは坂田利夫さんの交友関係について記していきたいと思います。

西川きよし&ヘレン夫妻

坂田利夫さんの駆け出し時代から、西川きよし&ヘレン夫妻とは家族同然の付き合いがあったようですね。

西川家に居候!坂田利夫は西川夫妻の長男の出産にも立ち会った!

駆け出しで芸人として食べられなかった頃の坂田利夫さんと西川きよしさんを養っていたのは何と、西川きよしさんの妻・ヘレンさんだったようです!坂田利夫さんは西川きよしさんとヘレンさんの結婚後も、しばらく西川家に居候していたそうです!何と西川家の長男・忠志さんが誕生する際、仕事で出産に立ち会えなかった西川きよしさんの代わりに、父親がわりに坂田利夫さんが立ち会ったという話もありますね!

漫才を勧めたのは西川きよし

西川きよし
西川きよし

漫才やれ。漫才はよう儲かるで〜。

坂田利夫さんに漫才をするように勧めたのは西川きよしさんだったんですね!その後、漫才の掛け合いから一世を風靡する、伝説のキャラ「アホの坂田」が誕生した事を思えば、西川きよしさんは、ある意味で「アホの坂田」の生みの親とも言えるかもしれないですね!

苦楽を共にした西川夫妻

坂田利夫
坂田利夫

3人とも給料が安かった時代に、ヘレンさんがイニシャルを入れた3人分のネックレスをつくってくれました。『苦しくなったらこれを握りしめて頑張ろうな』と。今でも大切に持ってます。

下積み時代のエピソードが泣かせてくれますね😭

間寛平

坂田利夫さんは間寛平さんとも54年来の親交があったようです。間寛平さんのお子様たちは坂田利夫さんをパパと呼び、親しんでいたそうで一緒に住んでいたこともあるようです。

X(旧Twitter)にて坂田利夫の近況を報告していたのは間寛平

間寛平さんは近年は高齢者施設に入った坂田利夫さんを10日に1度ほどのペースで訪れていたそうです。今年の8月には坂田利夫さんの82歳の誕生日を祝う様子をX(旧Twitter)に投稿されていますね。間寛平さんの投稿で最後に坂田利夫さんの姿が見られたのは11月27日の投稿。坂田利夫さんの頭をなでる写真とともに「大先生ちょっと毛が生えてきてます」とうれしそうに報告されていました。

坂田利夫の最後を看取ったのは間寛平

坂田利夫さんは間寛平さん夫妻とご親族に見守られながら、あの世に旅立たれたそうです。現在、間寛平さんは30日に予定されていた仕事は全てキャンセルされているようです。尊敬する偉大な先輩芸人の死に打ちのめされている様子が伝わって来ますね。一日も早く元気な寛平さんらしい姿を見せて欲しいものですね。

坂田利夫さん死去 看取った間寛平は憔悴 親交54年、最期まで“大先生”に寄り添い続け… - スポニチ Sponichi Annex 芸能
「アホの坂田」の愛称で親しまれたお笑い芸人の坂田利夫(さかた・としお、本名・地神利夫=じがみ・としお)さんが29日、老衰のため大阪市内で死去した。82歳。大阪市出身。21年10月に亡くなった前田五郎さん(享年79)との漫才コンビ「コメディNo・1」で全国区の人気を誇り、「あ~りが~とさ~ん」「あ、よいとせのこらせのよい...

「アホの坂田」としてやっていく覚悟を与えてくれたのは藤山寛美の一言

坂田利夫
坂田利夫

つらい時もあるんでっせ。お袋を食事に連れて行ったときに、高校生の団体が僕を見て『アホや、アホや』と絶叫したんですよ。お袋が『やめてください、仕事でやってるんです』とお願いする姿を見て胸が痛かった。

藤山寛美
藤山寛美

アホは悪人にはできん。恥ずかしがらずに胸を張れ。

有名税とは言え、プライベートでもファン?から「アホ」と言われ、庇う母親の姿を見て落ち込んだ坂田利夫さんを勇気づけたのは、かの天才喜劇役者の藤山寛美さんの一言だったようですね!深く、重みのある一言ですね!

その他の交友関係について

その人柄、親しみやすいキャラクターでお茶の間はもちろん、芸人仲間にも愛された坂田利夫さんですが、後輩芸人からも慕われていたようです。

後輩芸人のナイナイの岡村隆史さんは独身で気が弱く、女性とのコミュニケーションが苦手という部分で坂田利夫さんはご自身と重ね合わせる部分があったようで、非常に可愛がっておられたようですね!

その他にもお笑いビッグ#の一人、明石家さんまさんは坂田利夫さんを「師匠」では無く「兄さん」と呼び、親しんでしたそうです。

漫才コンビの中川家の兄、中川剛さんがパニック障害に陥った時も

しゃべれんかったら、アホな顔して笑ろとったら、ええねん。

と声をかけ、剛さんはその後、障害を克服。中川家は漫才コンテスト「M-1グランプリ」の初代チャンピオンに輝きました。もちろん、剛さんの障害克服には弟の礼二さんやご家族、その他の人々の献身的なサポートが大きく貢献したのは間違い無いですが、坂田利夫さんという偉大な先輩コメディアンの心優しい一言はパニック障害に苦しむ中川剛さんにとって大きな救いとなったでしょう。

Yahoo!ニュースで人気No.1のギャグはあ〜りが〜とさ〜ん!

2023年12月31日現在、Yahoo!ニュースで行われているアンケートで、最も印象に残っている坂田利夫さんのギャグとして圧倒的に多くに人が選んでいるギャグは「あ〜りが〜とさ〜ん」となります!

以下、投票リンクとなります!

坂田利夫さんのギャグで印象に残っているものは? - みんなの意見 - Yahoo!ニュース
「アホの坂田」の愛称で親しまれたお笑い芸人の坂田利夫さんが死去しました。あなたの印象に残っている坂田さんのギャグは何ですか?

まとめ

・坂田利夫さんの生い立ち

・坂田利夫さんは生涯独身

・坂田利夫さんの交友関係

・坂田利夫さんの人気No.1ギャグは圧倒的多数が選ぶ「あ〜りが〜とさ〜ん」(2023年12月31日現在)

・まとめ

以上、2023年12月29日に亡くなられた、昭和を代表する偉大なコメディアンの坂田利夫さんの生い立ちや結婚交友関係についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました